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トマトジュースと同じ要領で疑問を解決しようと思ったらちょっとえらい目にあいましたね。

ことの発端は前回の、

ロシアでは「果実の状態のトマトと加工品で呼び名が異なる何故!?」

って話だったのですが…

トマトジュースと違ってオレンジジュースは果実とジュースで名称が一致するのです。

トマトジュースのせいで今度はこっちが何で!?何で一致するの!?になってしまったんですよね…笑



トマトジュースにしてもオレンジジュースにしてもロシア人数人に聞いてみたところ

そんなこと考えたこともなかったわ(=知らんがな)

という回答で…まあ母国語だったら私も気づかない可能性しかないのでいいのですが

なかなかの検索旅となりました。

ややこしい話を始める前に、旅の途中で見つけたソ連のジュースポスターを先に紹介しましょう。

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ソ連のジュースバー。サーバがすごい形してますね!?

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おしゃれなジュースポスター、まだまだキャンペーン中だった模様の1951年製。

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オレンジちゃうけどせっかく見つけたのでついでにトマトジュースポスターも。


さて、いつもよりコマも字も増やしてどうにか詰め込んだのですが、

一応もう少し補足をしたいと思います。

(なんか最早私も歴史の勉強をしてる気分になってきましたが)



ピョートル大帝はペテルブルクを建都しヨーロピアンな立派な街にすべく欧州視察に行って

そこで自ら主体的に学びいろんな技術を持ち帰って国の改革をした…

くらいのことは世界史でも触れられていたかと思います。

そんな時代、旅先で気に入ったピョートルの大好きなオレンジの木が送られて、

それを皇帝より金持ちだったお友達であり部下でもあったメンシコフくんちの敷地に作った温室に持ち込んで育てて食べていたとかなんとか。

なんか可愛いな!

植物大好きなのにうっかり枯らしてきた私、もうこれだけでピョートル大帝推せます。

えらい。自分で世話してないかもだけどたまには見に行ってそう、ピョートル一世なら。

そして大帝が世を去って37年後に即位したエカチェリーナ二世。

結局調べたもののオレンジ色という色の概念がロシアにたどり着いた年ははっきりわからんかったのですが、

現在のエルミタージュ美術館のコレクションの大元となっているのは当時の彼女の収集成果であること…

主にヨーロッパから莫大な作品を買い付け、

何ならエルミタージュ美術館の一番有名な建物である冬の宮殿の中には

バチカンのラファエロの回廊が完全再現させてしまうほどのオタクっぷり(教養と言うべきでは

すでにオレンジ色が存在していたヨーロッパからリアタイで芸術作品を輸入しまくり、

本人もドイツ人でドイツ語ペラペラでフランス語やイタリア語など多言語操ったわけですから

それらを考慮すると、オレンジ色という概念は彼女の在位中にはすでに、

少なくとも宮廷には届いていたんじゃないかと私は思っています。

ピョートルの思いを引き継ぐかの如くロシアの芸術と教育を一気に押し上げたと言っても過言ではないエカチェリーナ二世。

軍事バリバリなところも引き継ぎ、露土戦争はじめ色々な功績を収めました。

そんなわけで誕生したのがゲオルギーリボン。

当時の人々の認識としてはまだ黄色かオレンジか怪しいところですが、

火薬と炎の色を模しているのでオレンジということになっています。


そしてクロアイトという鉱物の発見もこの時代、何ということでしょう。

発見はロシアはウラル地方エカテリンブルク郊外のベレゾフ鉱山。

発見されたとはいえここの採掘量は然程多くなく、

現在主な産出国はオーストラリアだそうです。


ロシアでがっつりオレンジのこの鉱物が発見されて名前もついてからかなりたった頃

18世紀末あたりにフランスの専門家がここから顔料を生成することに成功したことで、

18世紀に起こりつつあった絵画の中のオレンジブームは19世紀以降さらに盛り上がり

更なるオレンジ顔料も登場し、オレンジという色色は

画家たちのトレンドに作品に作風にどんどこ浸透していくことに…



みたいなところまで読んで、

そもそも何で私はこんなこと調べてるんやっけ?

あ、オレンジジュースや…

とようやく正気を取り戻したのでした。

何ひとつちゃんと情報としてキャッチ&リリースできていない気がしますが

みなさまの思考のきっかけになればいいなと思います。(そうなるともはやブログの趣旨が不明



それにしても、色を調べているうちにアジアやエジプトやらとにかくかなり広範囲にわたってものすごく昔から存在して大切にされていたにもかかわらず

世界的な共通認識的名前がついたのはこんなにも後になってからだったのだなあとしみじみ。

あと地味に中国近辺が原産だという事実も初めて知りました。

元の単語を直訳するとオレンジは中国リンゴだし、トマトは黄金リンゴ。

何でもまずはリンゴなのかよ!というのも(以下省略)

そうなんや!そうなんや!?そう…なんや…?

ひとつのお題から様々なそうなんを一気に得られた数日間でした。


思ってたこと全部書けたかわからんけど、読む方も疲れると思いますので今日はこの辺で!笑






今回あまりにもややこしかったので

記念に参考にさせてもらったサイトを画面閉じてなかったやつだけでも載せておこうと思います。

いつかまた読み返すかどうかは…さておき…笑


オレンジ色の歴史















⑧読みたかったけどロシアからはブロックされていて開けなかったサイト
日本に帰ったら読む(涙)






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